「いま、どんなトイレットペーパを使っていますか?」
と問われた時、どれぐらい詳しく答えることができるでしょうか?
歯ブラシやシャンプーであれば、きっとお気に入りのブランドがあると思います。トイレットペーパーはどうでしょう。シングルかダブルか、香りがあるか無香料か、それぐらいの基準で、店頭にある商品の中でちょうどよい価格のものを選んでいるのではないかと想像します。
私たちもそうでした。
一方で2020年3月。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が起こった時「トイレットペーパーが買えなくなる」という噂を聞いて、みんなが購入を急ぎ、店頭から一時的に商品が消えたことも記憶に新しいはずです。
一日の中でいちばん多く手を触れる日用品であり、なくなると困る必需品。それなのに、いちばんぼんやりと無意識に購買、消費されている日用品。だから、私たちはトイレットペーパーをつくることに決めました。
毎日手に取るたびに、これはどのようにつくられているのか?
環境への影響は?
そうしたことをふと思い出す。
そうすれば、他の日用品をはじめ、暮らしの中で触れるさまざまな物事へも同じように目線が向けられるかもしれない。
暮らしがエシカルになるきっかけは人それぞれです。それはきっと、些細なことなのだろうと思います。そうしたきっかけのひとつになればと考えて生まれたのが、バンブーロールです。
トイレットペーパーという小さな変化をきっかけが、大きな暮らしの変化へとつながりますように。
おかえり株式会社